K二丁目

本の感想と、日常と。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

賢いギバー

『GIVE & TAKE』(2014/アダム・グラント)を読んだ。 ▼アダム・グラント ペンシルバニア大学ウォートン校教授。組織心理学者。1981年生まれ。同大学史上最年少の終身教授。『フォーチュン』誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」、『ビジネスウィー…

感情は利用するものだった…?

先日仏教についての本を読んだとき、「諸行無常」という、すべての物事は因果によって生じている、という考え方を知った。 この考え方は抵抗感なく受け入れられた。しかし、心理学の本でも読んでみようか、と手にしたアドラー心理学の本では、真逆の考え方が…

ピクサーから学ぶイノベーションの起こし方

近年よく耳にする「働き方改革」は、労働生産性の向上が目的の一つであるが、将来的にはAIによる劇的なIT革命によって、「生産物そのもの」が大きく変わっていくだろうと予想される。すなわち、どのような付加価値を生み出すかに、今までよりも知恵を働かせ…

理屈が通じないことを理解できない人

最近、転職市場が活発になってきたということを自身の周りをみても強く感じる。私が働いている職場にも中途入社をする人が増えている。自分の課では、上司も含めると、私以外の6名全員が中途入社だ。(再確認して驚いた!) 業界や会社によって風土は大きく…