K二丁目

本の感想と、日常と。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

弁理士とは何かを知るときの本

私はとある製造会社に勤務しており、しかし事務屋のため、自分の会社の製品について深く知らない。もちろん、何を造っているだとか、何に使われているだとかは説明することができるが、技術的なものはほとんど知らない。営業ならまだしも、会社をサポートす…

医者になりたい人がなる前に読む本

医者というのは昔から、そこに至るまでの困難な関門や高い収入、また生命を扱う崇高的でやりがいのある仕事から、社会的地位の高い職業であるということは一般認識として間違っていないだろう。私自身もそう思っているし、実際に風邪やインフルエンザで普段…

筋トレを始める前に読む本

ダイエットや魅力的な身体づくりのために筋トレを始めようと「思う」人や、「今年は絶対痩せる」等を口に出す人は多いと思う。私も漏れなくその一人で、むしろ痩せ形のため貧相な身体をどうにかしたいと思い筋トレをしている。だがそこまでストイックではな…

デザイナーが仕事中に考えていること

普段仕事をしていて一段落ついたとき、ふと周りを客観することがある。見渡すと打ち合わせをしている者、電話をしている者、データ入力をしている者、資料作成をしている者、文献を漁っている者と様々で、漏れなく自分自身もこれらのことをやっている者の一…

落ち込んだ気分を自然に前向きにさせてくれる本

特に何かあったわけでもないのに、気分が沈んでいることに気付くことがある。これはとてもやっかいで、何もないのだから打ち手をほどこせるわけでもなく、かといってどうにか解決しないといけない程でもないため、何もしないことが殆どだ。こういうときは、…

人工知能とは何かを知りたくなったから

年始に見たニュース、圧倒的な強さを持ったAlphaGoの再来から、少し人工知能に興味を持った。人工知能について適当にインターネットで検索するも、地頭が良くないのだろう、いまいちピンとこず、小難しく感じる文章をそれでもなんとか理解しようとしていたの…

フィンランド豊かさのメソッドで思う自身と子供への教育

久しく読んでいなかった本だったが、久しぶりに夢をかなえるゾウという本を読み、まとまった文章を読むという時間つぶしの手段を得た私は、また次の本へ手を伸ばした。好きな種類というものが特になく、適当にインターネットで検索し、なんとなく興味をひか…

夢をかなえるゾウを読んで

あまりにも代わり映えの無い日々に飽き、たまには違うことをしてみようと、読書という特別でないことをしてみる。そう思ったのはいいが、いったいどのような本があるのか、どの本が読みたいのか、なかなか浮かんでこない。どうしようかと悩み始めて10分は経…

いつも目の前しか見ていない

今回の成人式も、新成人たちの暴力や飲酒によるニュースを目にする。もうそんな時期だったか、と思えば、センター試験も間もなくだ。今年のセンター試験日は、強い寒波に見舞われる予報で、「受験者には、体調管理をしっかりとしてもらいたいな」などと思っ…

忙しさがもたらす平常心

連休明け初日。精神的にも体調は決して良いとは言えず、生活リズムが崩れていたせいで寝不足だったものの、初日という不安からいつもより早く出社する。凍っていたフロントガラスを溶かし、冷え切ったハンドルに手をかけ、車を走らせた。道がすいていたため…

AlphaGoの影にヒカルの碁sai を感じる

普段家でテレビを観なくなったのは、大学時代に一人暮らしを始めてからだった。大学生当時はアルバイトや遊び、勉強によりテレビを観ている時間がなかった。その習慣が今でも残っており、仕事から誰もいない自宅に帰宅しても、よくありがちなとりあえずテレ…

はじめに

今年もあっという間に新年が訪れた。社会人になってから数年が経ったが、時間の流れに置いていかれている感覚は加速度的に強くなっていく。そう感じたのは、もはや帰りたいと思わなくなった遠方の実家で正月を過ごしていた時だった。日々何も考えず、流され…